レミーマルタン1738 1oz
コアントロー 2/3oz
レモン果汁 1/3oz



サイドカーの歴史
戦火の中、アメリカ人たちが自国のカクテル スタイルをヨーロッパにもたらしました。当時パリで一杯する際、サイドカーでの移動を好んだアメリカ陸軍将校がいましたが、サイドカーは、その将校にちなんで名づけられたと言われています。ロンドンなら、Pat McGarryがバーテンダーを務める「Buck’s Club」がお勧めです。パリなら「Harry’s Bar」と「Ritz」。Harry’s Barは、カクテルの権威であったハリー・マッケルホーンが所有し、Ritzはフランク・マイアーがチーフ バーテンダーとして在籍していたことで知られています。彼は、フィロキセラ(ブドウネアブラムシ)が壊滅的被害をもたらす前、1834年に作られた稀少なレミーマルタン「リッツ・スペシアル」を使った初のラグジュアリー カクテルの考案者として知られています。
コニャック、コアントロー、レモンジュースを1:1:1の割合で氷と一緒にシェイクし、サーブします。1922年、ハリー・マッケルホーンが明かしたもので、シンプルさが極意です。サイドカーが持つ柑橘系のキャラクターは、これまでに作られた他のカクテルと同様、コニャックの深みと合わせやすさを示しています。他にも3:2:1でコニャックの割合を増やしたレシピも存在します。
フランク・マイアーに倣って、コニャックはレミーマルタンで。