ストーリー | 2021年1月21日

ホームバーを始めるための基本の4つのスピリッツ

ホームバーを始めるための基本の4つのスピリッツ

ホームバーの魅力はシンプルです。厳選したボトルが並び、最小限のバーテンダーグッズを備え、少々の付け合わせを用意することで、急なゲストを迎えてもあっという間に洗練されたカクテルをサーブして良き時間を演出できます。

特に棚やカクテルキャビネットのスペースが限られがちな中では、始め方の知識があると、スムーズにホームバーを作ることができます。

では、数本のボトルに絞るとしたら、どれを選びますか?

 

ホームバー最初の1本には、やはりレミーマルタンVSOPをお勧めさせてください。ストレート、ロック、フローズンと、それ1本でも楽しめるほか、複雑なフレーバーと円熟したシルキーなテクスチャにより、カクテルにも適した万能なスピリッツであるためです。その次は?

2020年にアジア最高のバーとして選出されたシンガポールの「Jigger & Pony」の支配人、ジェロルド・クー氏にアドバイスを求めました。クー氏は、Jigger & Ponyで24品のカクテルを監督しています。そのメニューは、ライムゼストとバーチサップの「ミネラル・ウォッカ・ソーダ」、レミーマルタンVSOPとストロベリーヨーグルト、ヴェルジュを組み合わせ、ブラン・ド・ノワール・シャンパーニュを斬新にアレンジした「ブラン・ド・ノワール」など、クラシックから最新作まで多岐に渡ります。

「ホームバー最初の1本には、やはりレミーマルタンVSOPをお勧めさせてください。」

「経歴を問わずあらゆる人をお迎えするという意味で、開放的な空間を心がけています」

Jigger & Ponyが特別たる所以は、卓越したドリンクのみならず、そのゆったりとしたスタンスにあります。人を愛するクー氏がとりわけ大切にしていることです。「経歴を問わずあらゆる人をお迎えするという意味で、開放的な空間を心がけています。ドレスコードを設けていないので、敷居が高いと感じたり堅苦しくなったりすることがありません。誰でも立ち寄って友人たちと憩いのひとときを過ごしていただけます。」

バーの品揃えにおいても、その開放性(アクセシビリティ)はクー氏にとってのキーワードになっています。Jigger & Ponyのメニューでは、珍しい素材やオールドビンテージのプレミアムスピリッツが目に入る一方、彼は全体としては柔軟、廉価で、奥深いストーリーのあるボトルを求めています。これがバーで話の種を提供するのです。ホームバーを始めるために彼がお勧めする4本のスピリッツには、その要素がすべて揃っています。下にスクロールして、クー氏が選んだボトルと、これを使った3つのスペシャルカクテルをご覧ください。

スピリッツ
ボタニストは、柔軟に使えるのでお気に入りのジンです。

レミーマルタンVSOP
クー氏は話します。「レミーマルタンは、ディナーの後にぴったりの逸品ですが、カクテルにしてみると、コニャックのフレーバーを引き出すことで、コニャックの真髄をさらに味わうことができます。」

 

ボタニスト・ジン
クー氏「私はフレーバーにこだわりがあるので、ジンドリンクにはロンドン・ドライを多用します。それを離れて冒険するときは、ボタニストが柔軟で好きです。ジントニック、ジンソーダ、ギムレット、ホワイトレディを作るときには、フレーバーが真中に来るのです。他の素材とぶつかってしまうことがありません。」

 

マウントゲイ・ブラックバレル
クー氏「カクテルによく合うラムです。ライトとダークの間で、スピリッツを前面に出したカクテルも、シェイクしたダイキリも作れる柔軟性があります。円熟したフレーバーと心地良いテクスチャがあり、多くのダークラムのような粘り気がありません。」

 

コアントロー
クー氏「コアントローはたくさんのクラシックカクテルで使われているので、是非ともホームバーに置いておきたいボトルです。コアントローかアルマニャックで迷うことがよくありますが、コアントローは、サイドカーなどのカクテルでは、より明るいノートを吹き込んでくれます。もっと爽やかになります。」

「コアントローはたくさんのクラシックカクテルで使われているので、是非ともホームバーに置いておきたいボトルです。」

カクテル

Jigger & Ponyの醍醐味の一つは、ゲスト一人ひとりを旅へと案内するメニューを用意していることとクー氏は話します。コントラストの利いたフレーバーをいくつも揃え、一晩中味覚を楽しませてくれます。「(ドリンクを作るときは)甘さ、ボディ、パレットのバランスを考慮しています。」

同じ要領で、スターターホームバーでスピリッツを最大限に引き出す3つのカクテルをお勧めしてくれました。マウントゲイ・ブラックバレルのバランス良い甘みを体験して、レミーマルタンVSOPによるクラシックカクテルの複雑ながらメローなテクスチャで締めくくります。

スターターカクテル:XYZ
食前酒に最適なカクテルです。

クー氏「食前酒に最適なカクテルです。爽やか、辛口で、ほのかな甘みがあります。重すぎず粘りすぎないテクスチャなので、夜の始めにぴったりのカクテルです。」

材料
マウントゲイ・ブラックバレル 50ml
レモン果汁 50ml
コアントロー 50ml

 

作り方
2ピースシェイカーに全ての材料とアイスを入れる。よくシェイクして、グラスにストレインする。

こちらもお試しください: バンブルビー

「ジンのクラシックカクテル『ビーズ・ニーズ』をアップデートしたレシピです。爽やかなノートをふんだんに取り入れ、軽いフレーバーをいっぱいに凝縮し、香り高いフローラルがしっかりと感じられます。ブーケが強いため、夜の半ばに元気をくれます。」

材料
ボタニスト・ジン 45ml
カモミールティーを抽出したコアントロー 50ml
レモン果汁 50ml
卵白 50ml
はちみつシロップ 10ml(はちみつと水を1:1の割合で沸騰させる)

作り方
コアントロー50mlをカクテルグラスに注ぎ、カモミールティー1バッグを入れる。30秒~1分間抽出し、コアントローとアイス、他の材料を2ピースシェイカーで合わせる。よくシェイクして卵白を泡立て、カクテルグラスにダブルストレインする。
フィニッシュはサイドカー
全てのフレーバーのバランスが取れたサイドカーは特に好きです。スイート、サワー、フルーティが同じ割合で調和しています。

「全てのフレーバーのバランスが取れたサイドカーは特に好きです。スイート、サワー、フルーティが同じ割合で調和しています。XYZと並ぶものですが、もう少しボディが引き立っています。ディナーの合間や夜の終盤によく合います。バンブルビーよりも少しメローなので、ブーケや花火の後に落ち着ける1杯になります。」

材料
レミーマルタン・コニャック 50ml
レモン果汁 50ml
コアントロー 50ml

 

作り方
2ピースシェイカーに全ての材料とアイスを入れる。シェイクしてマティーニグラスにストレインする。

ご紹介したスピリッツの可能性は、これだけに留まりません。

このスターターセレクションにどんなボトルを加えたとしても、新しいカクテルの選択肢を大きく広げてくれます。

次に仕入れたいボトル、そしてレパートリーに加えたいドリンクを決めるのは、ホームバーを育てる楽しみの一つです。これは、カクテル作りの旅の始まりなのです。

「このスターターセレクションにどんなボトルを加えたとしても、新しいカクテルの選択肢を大きく広げてくれます。」

カクテル

レミーマルタンのカクテル

コニャックベースのカクテルは、世界中のカクテルバーで拡大中のトレンドになっています。モダンからクラシックまで、コニャックを使ったカクテルレシピをご覧ください。

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